プロ添たちの旅ノートと旅グッズ(1)

みなさん、こんにちは。

今回はプロ添(プロフェッショナル添乗員)たちが普段から情報収集に活用している「プロ添 旅のノート」と、旅先に持ち歩く「旅グッズ」を紹介いたします。

プロ添たちは多くの場合、旅の情報を国ごとにまとめています。

だから渡航国ごとにノートがあるって感じです。

勿論、たくさん行く国は情報量も多くなるから、ノートもたくさん消費します。

例えば添乗員Rさんは、イタリアの情報なら大学ノート8冊分にもなるそうです。

その情報源とは、本で読んだものもあるし他人から聞いたものもあるし、普段のその国の食卓を眺めていて気が付いたことなど、様々なところにアンテナを張って得た情報です。

それら足で歩いて蒐集した情報を書き留めたのが「プロ添 旅のノート」

添乗員Rさんの「旅ノート」。
左側オレンジの表紙がオランダ・ベルギーとイタリア情報をまとめた大学ノート。
Rさんのイタリアノートの中身。
お手製のホテル周辺マップもお客様用に作成するのだとか!

ベテラン添乗員Tさんは、日本全国各地を巡ってきたし、様々な事を知っています。

それは、普段から丹念にこまめに培ってきた情報収集の習慣があるからこそ。

           

だから新しく入社して右も左もわからない国内添乗員の新人君たちは、わからない事があると皆「Tさん教えてくださ~い」

国内の観光地でもバスで走っている時、「添乗員さん。あれなに?ほらあれ」って。

そんなこと言われたらドキドキしますよね?

今はベテランになったTさんも駆け出し時代は同じ思いをしたから、彼は自分の添乗ノートを作る時、(自分のためもあるのだけど・・・)“いつか誰かがこの場所を訪れた時に困らないように”って、後輩たちのことを考えて旅ノートを作るんですって!

添乗員たちがいつも常備する旅グッズ

添乗員さんが必ず持ち歩くもの。

それは、メッセージカード類!

メッセージカードポチ袋、こういうのって本当に消耗品だから、定期的に補充をしないといけないですね。

だからオフの日は、お買い物ついでにステーショナリーのお店を覗いてみたりして、「いいデザインのないかなあ?」って見たりするそうです。

旅先での不意の機会、例えば“○○さんのお誕生日”とかそんな時、メッセージカードでも常備しておけば慌てなくて済みますよね。

プロ添たちは、短い期間の中で様々な環境や気候を移動するから、「体調とマインド」の管理がより重要です。

皆、長い移動の航空機の機内の「乾燥」はとっても気になります。

だから多くの添乗員たちが乾燥対策を考えます。

特に仕事上、エピソードをお話ししたりお客様と喋る機会がたくさんあるから、喉は絶対!守っておきたいです。

喉スプレーのど飴は必需品です。

それから添乗員Sさんは、お客様がお食事中に衣類にソースが跳ねちゃった!とか、そんな時のために衣類用染み抜きを持ち歩いているんですって!

後は、お客様に渡航先情報としてお伝えしているのは、「国にもよりますけど、日焼け止めが手に入らない国や地域もあるのですよぉ。だから日本から持参するべし!」

《つづく》